【小学校理科】折り紙は電気を通す?【小ネタ紹介】
おはよーございます。
小学校で教鞭をふりかざしています。
3年生の理科で 電気の通り道 という単元がありますよね。
ここで使える、ちょっとした小ネタを紹介します!
単元の目標
乾電池に豆電球などをつなぎ,電気を通すつなぎ方や電気を通す物を調べ,電気の回路についての考えをもつことができるようにする。
ア 電気を通すつなぎ方と通さないつなぎ方があること。
イ 電気を通す物と通さない物があること。
はい、かたくるしいですね。さすが学習指導要領です。
この単元では最後のほうに、電気を通すものと通さないものがあり、
電気を通すものは金属というグループです。
って持って行く授業があるんですが、その時に使うネタです。
スプーンは電気を通しますか?
「通す!」と勢いよく答えてくれますのですかさず
これを出しましょう。
「それじゃない!!」「木とか聞いてへん!」などと大ブーイングです。
「ごめんごめん、給食のやつやんね~」と言いながら
これを出しましょう。
株式会社シンギより
子どもはキレます。
「なんなんもう!」「いじわる!」
楽しい。
ちゃんと鉄製のスプーンで電気を通すことを確認し
材質が重要だよねと話します。
そのあともクリップやはさみなどを紹介していきながらノートにまとめていきます。
授業の後半で問いかけます。
「この折り紙は電気を通すと
思いますか?」
銀色の折り紙です。
子どもの意見はいい具合に半分にわかれてくれました。
「アルミはくみたい」「でも折り紙は紙だから・・・」
さっそくチェックします。
なんということでしょう。実は電気を通します。
そこでもう一つ
「金色の折り紙は電気を通すでしょうか?」
子どもたちは真剣に考えます。
「ピカピカやから通るのかな?」「銀色は通ったから・・・」
「でも先生いじわるやしな」
チェックしてみると
光らず・・・
実は電気を通さないんです。
銀色の折り紙は表面にアルミが塗布されています。
言わばアルミホイルみたいなもんです。
金色の折り紙は、実はその銀色折り紙の上に
セロファン膜や塗料などが乗っているので
電気を通さないのです。
お気づきでしょうか。
つまり、金色の折り紙の表面を削ると銀色の部分が現れるのです!
(削るより、マニキュアの除光液がおススメ!)
そして!銀色の部分はアルミなので電気を通すんです!
ぜひ試してください!
やっぱり最後は明かりがついて終わったほうが
スッキリしますよね!そう言いながら写真、無かったですごめんなさい
ありがとーございました。