【小学校理科】月と太陽のオススメ教材 完成品はダメ!
おはよーございます。
小学校で頑張ってます。
2020年10月1日 本日は中秋の名月ですね。
6年生の理科では、10月ごろに月と太陽について学習しますよね。
この単元で使えるおススメの教材を紹介したいと思います!
●この単元で教えること
学習指導要領によると
天体について興味・関心をもって追究する活動を通して,月の位置や形と太陽の位置の関係を推論する能力を育てるとともに,それらについての理解を図り,月や太陽に対する豊かな心情を育て, 月の形の見え方や表面の様子についての見方や考え方をもつことができるようにする。
らしいです。小難しく書いています。
やはり難所は、月と太陽の位置関係です。
5年生までの理科では、地球からの視点でしたが
この単元では、宇宙から俯瞰的に捉える必要があります。
自転や公転については触れなくても良いので
見かけ上の月 と 地球・月・太陽の位置関係 を
リンクさせるのが目標です。
●教科書によくある実験
この実験にはいくつか問題があって
・中心から観察できる人数に限りがある
・準備が大変
・でかいライトが無い
そこで、簡単にできるようにしたのがこの実験
黒板に大きな太陽の写真を貼って、その方向に黄色の面を向けて
子どもが自分の座席でくるくる回転して観察するというものです。
これなら、今のコロナ情勢でも、接触を減らせて安心です。
が、少し問題があります。
・こんな教材、クラス全員分用意できない
ですよね。ウチの学校も教師用の1個だけです(笑)
そこで、こんなのはどうでしょうか?
アルミホイルで巻いただけ~
え?しょぼくない?って思いましたよね。お気持ち察します。
しかし、この教材には2つのメリットがあります。
①準備が楽
発泡スチロール球は1個当たり70円程度でAmazonかモノタロウ
アルミホイルは余裕をもって2箱あればOK
事前に準備しておくことは一切ナシ!とてもラク!
②子どもが楽しんでつくる
アルミホイルを半面まきつけるだけですよ?ただそれだけなのに
子どもたちはかなり楽しそうでした。
球体なので、少しまきづらそうですが工夫しながら頑張っていました。
そんなオリジナルの月を使って、みんなで確かめると
「おー!」「意外とわかりやすい!」などの声があがります。
まとめ
一度、すべてこちらで用意したものを使って実験をしたのでずが、
子どもたちのテンションはそれほどあがりませんでした。
アルミホイルをまくだけでも「自分で作った感」が出来上がるのだと感じました。
時間短縮できるかと思いましたが、
教師の都合で授業をつくっちゃったなと反省しました。
ありがとーございました。