先にうまれて、先にしぬ。

さいきん小学校で働き始めたペーペーです。理科が得意でよく任されます。

なぜ私立小で働くことを選んだのか?

みなさんおはよーございます。

 

私立の小学校で働いています。

 

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小学校で働いている人の多くは教員採用試験を受験して

合格し、公務員として公立の小学校で働いていると思います。

 

不合格であっても講師として日々、勤めている方も多いですよね。

 

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文部科学省HPより

 

日本における私立小の教員数は1.2%ですので、非常に少ないです。

このような状況の中で

なぜ私が公立ではなく私立の小学校を選んだのか

 

について書いていきたいと思います。

 

1.教員採用試験に落ちた

学部4回生の頃に、教員採用試験を受験しました。

そして見事に落ちました(笑)

テストを見て落ち込む生徒のイラスト(女子学生) | かわいいフリー素材集 いらすとや

 

真面目に教員採用試験の対策をしていた訳では無かったのですが

”不合格”の通知はさすがにショックを受けました。

1年くらい不採用の通知を部屋に貼っていました(笑)

 

 

結局、大学院に進学したのでそこまで影響はありませんでしたが

あのまま合格していれば、普通に公立小の教員になっていたかと思います。

 

2.公立小の実態を知った

自分は大学院に進学しましたが、友人の多くは働いていました。

また、大学院の授業や研究の一環で、公立小学校に行くことも多くありました。

教えるのが下手な先生のイラスト(男性)

友人から話を聞いたり、実際に自分の目で見ていくうちに

 

”果たして自分はやっていけるのだろうか”

 

と、不安になりました。

 

・若い女性教員にセクハラをする管理職や高学年男子

・教室でとにかくものを投げまくる暴れん坊

・ふとした瞬間にいなくなる子

・10年以上前から変わっていない古びたトイレ

           などなど…あげればきりがありません。

 

 

中でも最も自分が引っ掛かったのは学校ごとの差です。

言葉を選ばずに言うと当たり外れがあるわけです。

 

 

指導の難しい子が多い地域、施設のキレイさ、管理職の人柄など

本当に働き方は多種多様でした。

 

 

教員採用試験を合格しても、自分が働きたい学校で

働けないシステムなのがどうしても飲み込む事ができませんでした。

 

勤務地ガチャとは言い得て妙です

(教職に限らず)

 

3.私立小で働く選択肢を知った

大学院に進学するまで、私立の小学校で働くという発想がありませんでした。

 

ある日、研究室の先輩から

 

「私立小で働いてるんやけど、アルバイトしない?」

 

とLINEが来ました。

 

アルバイトの内容は、自治体によってはよくある

算数や理科の授業のT2として入るものでした。

塾の講師のイラスト

 

そこで、運動会の準備を始めとした様々な行事に参加していくうちに

その学校が好きになっていき、受験することを決めました。

飲み会にも連れて行ってもらったりしました(笑)

 

私立小は

 

・給与が高い

・設備が整っている

・子どもが落ち着いている

 子供の合唱のイラスト(フォーマル)

 

というメリットも大きいのですが

 

自分が決めた学校で働く

 

これに魅力を感じました。

自分の目でしっかりと見て、関わった学校に

自分の意志で雇ってくださいとお願いする構図が

自分には合っていました。

 

4.さいごに

自分が私立小で働く経緯と動機について書きました。

 

一つ言えることは、自分はとても運がよかったです。

 

人の運も、タイミングも、何もかもが嚙み合って

今の学校で働いています。

 

 

もし、私立小で働いてみたい方はぜひこちらの記事で!

 

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さようなら。