先にうまれて、先にしぬ。

さいきん小学校で働き始めたペーペーです。理科が得意でよく任されます。

学級崩壊は誰のせい?【教師も人間】

おはよーございます。

 

小学校で働いています。

 

自分の勤務校でもついに出てしまいました。

 

病休で長期療養される先生

 

前提として、

この先生はめちゃくちゃ優しくて

素敵で、子どもへの愛に満ち溢れた

素晴らしい先生です。

 

 

原因としてはやはり

クラスで起こった様々な問題

にあると思います。

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今日はそんな

学級経営のストレスと学級崩壊

について書いてみたいと思います。

 

 

1.病休になるまで

まずその先生のクラスでは様々な問題が起こっていました。

 

金銭トラブル

立ち歩き

不登校

塾でのもめごと

親同士の小競り合い

 

ラーメン店のトッピング全種盛りみたいな感じ。

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https://ameblo.jp/mori-tc/entry-12294544263.html

 

 

大きめの指導案件が起こった時は

学年団全員で7時以降まで会議するというのが

10日ほど続きました。

 

それに加えて日々の授業準備やら何やらも乗っかります。

 

この大きな案件がなんとか収束しそうな時に

休みがちになりました。

 

週に2回ほど休み

 

 

週に3回ほど休むようになり

 

 

ついには1週間来なくなりました。

 

 

そして最近、長期でお休みになることが確定しました。

 

2.原因はどこか?

いわゆる学級崩壊のレベルまでは到達していませんが

一人の優秀な先生を失うレベルで

しんどいクラスでした。

 

その原因は何でしょうか?

 

 

一般的に学級崩壊が起こるクラスの例として

 

・甘やかし型

先生と子どもが友達のようになり、言うことがだんだん聞かなくなっていく。

 

・管理型

厳しく指導しすぎるあまり、子どもが反発していく

 

 

などがあります。

 

しかし、今回の件で感じたのは

原因は子どもと親にもある です。

 

 

トラブルは、教師がどれだけ見張っていても起こります。

さらに、塾の中で起こったことなんかどうしようもないです。

 

子ども同士で納得させる事は何とかできますが

親が介入してくると厄介です。

 

 

7倍くらい厄介です。

モンスターペアレントのイラスト

 

「うちの子がそんなことするはずない」

「相手の子が悪い、教育できていない」

 

なんて平気で言う親いますからね。

 

 

「なんで半年以上もそんなことが続いてたんだ!」

って怒鳴る親

 

「なぜ、お子さんはあなたに半年も相談できなかったんでしょうね」

と言ってあげたい。

 

 

 

「こんな時期になって休みがちなんで非常識だ」

は?お前はそれでも人か?

 

 

モンスターペアレントって実在するんですね。

フィクションの世界だと思っていました。

 

3.完璧なんて無理

子どもも多様ならその分、親も多様です。

そして教師だって人間ですから、いろんな人がいます。

 

合う、合わないは絶対に存在するのです。

 

どんなクラスでも絶対に学級経営がうまくいく

スーパーティーチャーは存在するでしょう。

 

しかし、そんなすごい先生は日本の教育界に

1%もいません。

 

 

 

誰だって失敗します。

 

 

 

そもそも子どもを育てるのは社会です。

担任の先生だけに背負わせすぎです。

うつ病の女性のイラスト

先生もまた、大切な一人の人間です。

 

みんなで子どもを見守っていきましょう。

 

4.まとめ

病休に入った先生に言いたいことは

「長い事おつかれさまでした。ゆっくり体を休めてください。」

だけです。

 

本当に良い先生を失ってしまいました。

 

 

その先生の学級経営を間近で見ていましたが

素晴らしかったと思います。

 

 

子どもに罪はありません

原因はあると思った今日この頃でした。

 

 

ありがとーございました。