教員の副業がバレて処分された事例4つ【かわいそう】
おはよーございます。
小学校で働いています。
教員のみなさん、副業してますか?
してませんよね?
むしろ、できませんよね。
教員の多くは公務員であり、副業を禁止されています。
国家公務員法 第103条
職員は、商業、工業又は金融業その他営利を目的とする私企業(以下営利企業という。)を営むことを目的とする会社その他の団体の役員、顧問若しくは評議員の職を兼ね、又は自ら営利企業を営んではならない。
国家公務員法 第104条
職員が報酬を得て、営利企業以外の事業の団体の役員、顧問若しくは評議員の職を兼ね、その他いかなる事業に従事し、若しくは事務を行うにも、内閣総理大臣及びその職員の所轄庁の長の許可を要する。
地方公務員法 第38条
職員は、任命権者の許可を受けなければ、営利を目的とする私企業を営むことを目的とする会社その他の団体の役員その他人事委員会規則(人事委員会を置かない地方公共団体においては、地方公共団体の規則)で定める地位を兼ね、若しくは自ら営利を目的とする私企業を営み、又は報酬を得ていかなる事業若しくは事務にも従事してはならない。
一応、許可を取れば書籍の出版や講演などによって
報酬を得ることは可能です。
まあ現実的には禁止とされています。
これからの日本では、副業解禁の
流れがありますから何年後かには出来るようになるでしょう。
それに先駆けて副業をしたことで
バレてしまった教員もいます。
今回は副業がバレて処分された例を4つ
紹介していきますので、何かの参考にしてください。
1.料理配達(停職6か月)
あれですね。
中学校教員をしながら、土日に配達をしていたそうです。
1年で約140万円ほど稼いでいました。
「体力維持のため」と話しているそうですが、普段の業務と
あわせてやっていたなら相当な体力がついたことでしょう。
この先生は新型コロナウイルスの影響で休校措置が
取られた時にもやっていたのがまずかったです。
”在宅勤務”で申請しながら配達をしていたのが
完全なOUTでした。
匿名の通報でバレてしまったそうです。
(校区内でやったらそりゃそうですよね…)
2.マルチ商法(戒告)
バイナリーオプションの自動売買ツールを
知人に紹介し、その紹介料を受け取っていました。
「自動売買ツールで稼ぐ!」って広告
たまに出ますよね。あれです。
稼げるなら自分だけのものにしてやればいいのに
他者に売るってことは・・・黒です。
44万円ほど収入があったそうです。
売りつけた知人の親が通報し発覚しました。
そらそうよ。
3.SNSで恋愛相談(減給4か月)
TwitterなどのSNSで、約1年間
有料の恋愛相談を電話で行っていたそうです。
相談料は振り込みで。
さらに、恋愛コラムの執筆なども請け負っていたそうで
原稿料もゲットしていたそうです。
1年で160万円ほど稼いでいました。
この先生は知人の教諭に副業のことを話し、
通報されてしまいました。悲惨なバレ方です。
”許可なく”やっていたことがダメだったそうですが
許可は下りなかったでしょう(関係者)
らしいので、少しかわいそうですね。
4.不動産経営(減給2か月)
1戸建て住宅3棟・アパート6棟を購入し、
20年間で1億9500万円の賃料を得ていました。
すごすぎる。これほどまでにコツコツと
投資物件を確保してきた手腕はなかなかのものです。
物件を売却するか協議していくとニュースにあったんですが
このレベルになると、先生の給料は不要なくらいでしょう。
むしろ頭を下げるのは教育委員会側では?(笑)
ちなみに、教員でも一定の条件で不動産投資はできます!
①一定規模以下である(事業規模は、戸建て5棟以上、アパート・マンション10室以上)
②年間の家賃収入が500万円未満
③管理会社に管理を委託する
5.まとめ
いかがでしょうか?
おそらく全国に副業をしている教員は
もっとたくさんいるでしょう。
本業に支障が出ない範囲で、土日にやる分とかは
許してほしいものですね。
ありがとーございました。