”辛い”をどう読む?
おはよーございます。
小学校で教えています。
いきなりですが
って何て読みますか?
つらい?
からい?
”辛”この文字、日本語として欠陥じゃないですか(笑)
「パフェが食べ辛い」って
辛味(からみ)を連想してしまいません?
こんな感じのはずなのに。
なんで一緒の字にしてん。
ということでちょっと調べてみましたので書いていきます。
1.辛は象形文字
辛は取っ手のある針で入れ墨をする様子から
来ているそうです。
OK辞典
なので、刺すような痛みを表すとされています。
なので、痛いのはつらいことですから
辛い(つらい)
の読み方が付与されました。
2.味の要素
日本では四味(甘い、苦い、酸っぱい、塩からい)に
”旨味”を加えた五味が、味の要素とされています。
パワプロの走力B、ミートAみたいな感じです。
実はこの五味に”辛味”は無いんです。
塩からい味と、激辛料理の辛味は別物ですよね。
後者は唐辛子などの香辛料から来ています。
この辛味は舌がヒリヒリしたりしますが、
痛みとほとんど同じなんです。
唐辛子などの辛味は、カプサイシン受容体を通して
神経刺激として脳に送られます。
簡単に言うと、痛覚です。
なので、痛みのような味ということで
辛い(からい)が誕生しました。
3.三段論法
A=B
A=C
つまり、B=C
みたいに解説してみましたが、いかがでしょうか。
理解はできても納得はできませんよね(笑)
他にも
・入る(はいる、はいれる)
・臭い(くさい、におい)これに関しては名詞と形容詞だからタチ悪い
など、現代の日本語に合わないものってありますよね。
ちょっとそろそろ、どうにかしてほしいなって
思っています。
ありがとーございました。