大学受験生に2万円給付はアリ?ナシ?【浪人生も!?】
おはよーございます。
小学校で教えています。
こんなニュースがちょっと前に話題になりましたね。
新型コロナウイルスの影響で、受験生たちの環境が苦しい。
ということで、
なんと大学受験をする人たちに2万円給付!
公明党からの案らしいんですが
まず、
え、浪人生にも出すの?って思いますよね。
浪人生の定義ってすごい難しいですし、捉えようによっては
私も大学受験するつもりで
2万円の給付が受け取れてしまいます。
そして1週間後にこんなニュース
公明党からの提案を受けて、自民党が議論していくと。
「浪人生は対象から外す」方向になるそうです。
まあ当然か。
そんなめんどくさい給付の仕方をするくらいなら、
センター試験の受験費用を免除したらいいのでは?
(大学入学共通テスト)
もしくは、入学する時点で還付を受けられるとか。
「大学受験するつもりなかったけど一応2万円もらっておこう」
とかいるかもしれません。
しかしですね。そもそもですね。
2万円を配ることでどれだけの効果が得られるんでしょうか。
「よし!2万円もらえるから大学いこう!」
「受験勉強がんばれる!」
とはならないんじゃないでしょうか?
私立大学の受験料は倍以上するところもザラですし、
入学金やらなんやかんらで100万円近く必要です。
近年のセンター試験の受験者数って
どれくらいだと思いますか?
Wikipediaより
50万人以上ですよ!
ざっと100億円配ることに!
PayPayのやつやん。
って思ったら記事を読んでビックリ
公明党によりますと、給付金の対象となるのは、およそ126万人で、およそ280億円の財源が必要になるということです。
え、範囲ひろすぎ。
本当にそれだけの価値が出せるのかは疑問です。
受験生への経済的支援は大賛成です。
子どもにお金をかけることは素晴らしいです。
ただ、浪人生のスキームや”給付”という形に
安易さを感じてしまいました。
ちょっと思いつきで政策つくってませんかと
考えてしまう一件でした。
ありがとーございました。