先にうまれて、先にしぬ。

さいきん小学校で働き始めたペーペーです。理科が得意でよく任されます。

小学校でZoom授業をするために必要な準備【GIGAスクール構想】

おはよーございます。

 

小学校で働いています。

 

f:id:sakinishinu:20200928203406j:plain

新型コロナウイルスにより、学校は数ヶ月もの間、

休校措置が取られました。

 

私の勤務校では、その期間

Zoom授業を行っていました。

 

今回の記事では、

 

小学校でZoom授業を行うには何が必要か

どんな手順で進めていくか

 

について書きたいと思います。

 

 

前提として、私の勤務校では

子どもと教員全員がiPadを持っています

特殊な例だと思いますが、参考になれば幸いです。

 

 

1.ミーティングIDの連絡手段

Zoom授業をするためには、教員がミーティングを開催します。

f:id:sakinishinu:20201019203430j:plain

IDを知らないとそのミーティングに参加できません。

                    パスワードも追加で設定でき、機密性のためにも必要です。 

 

なので、在宅中の子どもたちが知る方法を確立する

必要があります。

 

IDとパスワードは何日も前からあらかじめ決定できるので

手段はいろいろあるかと思います。

 

一番手っ取り早いのは 

メールで一斉送信するのが良いかと思います。

 

 ほかの機能も優秀なので

私はGoogle classroomを使って連絡していました。

ログイン - Google classroom

 

2.スタジオのセッティング

教員一人で配信するスタイルであれば

f:id:sakinishinu:20201018222109p:plain

教卓にiPadを置いて、黒板の前で授業すれば良いのですが

いくつか問題があります。

 

・黒板の文字が、Zoom上だと粗くて読みづらい

・配信中に不具合があった時、子どもからのコメントに気づけない

・タブレットだと子どもが10人前後しかうつらない

 

 

これらの問題を解決するためには

①サポート担当の先生をつける

②デカいディスプレイを使う(子どもの反応を確認する用)

③デカいディスプレイを使う(パワーポイント用)

 

f:id:sakinishinu:20201018223707j:plain

ニコニコ立体 いらすとや

こんな感じでセッティングしていました。

 

 

 

なのでZoomミーティングには

 

授業を受ける子ども・配信する先生・管理する先生

 

が参加している状態になります。

 

 

Zoomのミーティングにはホスト(主催者)が存在し、

参加者をミュートしたり、退室させたり様々なことができますので、

管理者権限を補助の先生に渡すと良いでしょう。

(共同ホストというのもあります)

 

 

 3.電話対応の人員

Zoom授業を実施して2週間以上経っても

 

「ミーティングに入れません」

「音がとぎれます」

 

といった電話があります。ほとんどは向こうのミスなんですが・・・

 

他のクラスも同時に授業をしている場合は、

その件数も上がります。

 

コールセンターのテレフォンオペレーターのイラスト

担任の先生が電話対応まですることは不可能なので

あらかじめ、電話担当の人員を確保しましょう。

 

 

Zoom授業なら、学年全員を1つのミーティングルームに入れて

授業することも可能です。

学年の時間割を固定し、

 

1時間目・・・算数(ガウス先生)

2時間目・・・社会(福沢先生)

3時間目・・・国語(芥川先生)

 

と、することで手が空く先生をつくることができます!

 

私は100人以上に、同時に授業をしましたが

サポートの先生がいれば何とかなります!

 

4.まとめ

前提として、

 

教室で対面授業をする方がやりやすい

 

です。

 

理科とか、実験できませんからね(笑)

 

 

ただ、何かしらの原因で

再び休校措置が取られる可能性は十分あります。

f:id:sakinishinu:20201012200357j:plain

感染症、災害、不審者などなど

様々なケースによって学校で授業が出来なくなった時に

手段としてオンライン授業が選択できると

良いんじゃないかなと思います。

 

 

ありがとーございました。