若手教員こそ何でもない日に有休とろうよ。
おはよーございます。
小学校で教えています。
祝日が絡んで、3連休がある週とか頑張れますよね?
「今週は4日がんばったら休める!」
「水曜日は祝日だから、今週は楽だな」
とか、休日は人を幸せにします。
ところでみなさん、有給休暇とっていますか?
なーんでもない平日に
ゆっくり起きて、本を読んだり、ライブに行ったり
ランチをして、YouTubeみたり、ちょっと教材研究したり
ダラダラ過ごす日は最高です。
※校区外か室内で!!ママ友ネットワーク網に注意
しかし、実際にはなかなか難しいですよね。
特に学校の先生はなかなか取得できないと思います。
「休んだら授業が進まない」
「クラスが落ち着かなかったらどうしよう」
「ほかの先生に迷惑かけてしまう」
って思いますよね。
ですが、私は若い教員(3年目前後)こそ、
何でもない平日に有休をとるべきだと思います。
そんなことについて書きたいと思います。
1.クラスをほったらかして大丈夫?
まずは自分のクラスについてです。
結論から言うと、全然大丈夫です。
例えば、風邪・インフルエンザ・事故などで急に学校を休むことって
今までにありませんでしたか?
何にも引き継ぎや準備もせずに、副担任や管理職に
丸投げしたことってありませんか?
私はめっちゃあります。
生まれつき扁桃炎にかかりやすく、一年目の時に
39度を超える熱を3回出しました。
合計で10日くらい休みました。
その時に他の先生に入ってもらって思ったのは
「意外となんとかなるんだな」
です。
子どもたちも
「先生、大丈夫やった?」「元気になった?」
と、声をかけてもらい、すごくうれしかったです。好き。
学級経営が特別うまくできていたわけではありませんが
3~4日連続で休んでも、クラスの子どもたちに
影響はほとんどありませんでした。
2.周りの先生に迷惑をかけるのでは?
続いて、職場の先生たちについてです。
前提として
休んだことがない先生はいない
という事実があります。
人間ですから、体調を崩す時もあります。
家庭を持っている方もいますから、
家族が体調不良だったり、子どもの運動会だってあります。
みんな、何かしらの理由で休暇をとっています。
ですから、若い先生が休むのを助けるのは当然です。
だって自分も休む可能性があるんですから。
そもそも、先輩への迷惑なんて、毎日かけています。
若手の先生はいろいろ教えてもらいますし、
校務分掌の仕事も少なくしてもらってます。
基本的に迷惑をかけているんです。
一日休むのを気にすることはありません。
例えるなら100万円の借金が102万円の借金になるようなものです。
3.休むための正当な理由がない
「休みたいけどなんて言えばいいの?」
と、思いますよね。
結論は「理由なんて言わなくていい」です。
そもそも、休む理由は言わなくてもいいんです。
そこに報告義務はありません。
とはいえ、
「休む理由は言いたくないです(黙秘)」
「義務じゃないですよね?それでも聞くならパワハラですよ(攻撃)」
「ダラダラ過ごします!(正直)」
ってのは角が立ちます。
人間関係はもつれたくありません。
なので
「ちょっと実家の用事があって・・・(深刻そうな顔)」
で、押し切りましょう。ダラダラする用事なんです。
間違ったことは言ってません。
これでも食い下がるようでしたら
「祖母の体調が悪いみたいで、家族でこの日に様子を見に行くんです」
などと、具体的かつ、触れちゃいけない感じの
ウソをついても良いでしょう。
ウソでも良いんです。だれも検証しません。
だって既婚者は子どもの運動会で休むんですよ?
独身の若者だって休んでも良いじゃないですか!
目的が達成されるなら嘘も方便です。
4.有休の価値
心身ともに健康になります。
働きづめでは先生としてのパフォーマンスが落ちます。
無理して、つらい思いして子どもの前に立つほうが
長期的に見て学級は荒れていきます。
息抜きは絶対に必要です。
若手教員は特に、経験値が少ないので
手持ちの授業や教材がありません。
なので、ベテラン先生よりも授業づくりに
時間がかかってしまうのです。
だから、休んでも良いんです。
じゅうぶん頑張っているんです。
体を壊して辞めてしまうほうが
私は悲しいです。
体を休めるという仕事をしましょう。
ありがとーございました。